卵巣嚢腫腹腔鏡手術で仕事復帰までとは?

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ここでは、「卵巣嚢腫腹腔鏡手術で仕事復帰まで」
についてお話します。

 

卵巣嚢腫は20代から
30代の方に多い病気です。

 

卵巣嚢腫と診断されると、治療のことも
もちろん心配ですが、

 

働き盛りのこの年代の方にとっては
手術後の職場復帰に関する

 

心配事を抱える方が
実際にはとても多いです。

 

今回は腹腔鏡手術で卵巣嚢腫を
摘出した場合の
仕事復帰についてご紹介します。

 

腹腔鏡手術で卵巣嚢腫を
治療する場合のスケジュールは?

 

まずは腹腔鏡手術をする場合の
治療スケジュールについて
知っておきましょう。

 

腹腔鏡手術は開腹手術と違って
どこの病院でもできる
手術ではありません。

 

卵巣嚢腫の腹腔鏡手術は婦人科の
病院で内視鏡手術の設備があり、
内視鏡専門医がいる病院で行われます。

 

腹腔鏡手術は開腹手術と違って
特殊な器具を使用し、モニター越しに
手術を行うため、難易度が高くなります。

 

腹腔鏡手術の適応となる
卵巣嚢腫の場合で腹腔鏡手術を

 

希望しているけれど近くに
腹腔鏡手術ができる病院がない

 

という場合には、少し離れた場所にある
病院に通っているという方もいます。

 

自宅の近くに病院がない場合には
移動時の疲れも考慮して
余分に休みをとったほうがよいでしょう。

 

腹腔鏡手術をする場合には
状態にもよりますが

 

だいたい4〜5日ほどの
短期入院での入院が可能です。

 

手術の前日または当日に
入院して手術を行い、

 

術後3〜4日経過を見て退院、
傷口の抜糸は外来で行う場合が多いです。

 

卵巣嚢腫の腹腔鏡手術後の仕事復帰は
どれくらいから可能なの?

 

腹腔鏡手術の場合、開腹手術よりも
傷口が小さく、傷口の痛みも

 

少ないので、前述したように
早期に退院ができます。

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仕事復帰は状態や職種に
よって個人差があります。

 

退院したからといって生活に
制限がないわけではありません。

 

手術の傷跡は縫合していますが、
力がかかると離開したり出血したり

 

する危険性がありますし、
当然痛みもあります。

 

手術してから1か月くらいは
重たいものを持つことは
避けるようにしなければなりません。

 

ですが、安静に
しすぎるのもよくないのです。

 

腹腔鏡手術は開腹手術よりも
手術部位が周囲の組織と癒着する

 

危険性は低いのですが、それでも
癒着してしまうこともあります。

 

そのため、ある程度
動くことは必要になります。

 

退院後1週間ほどは自宅で
過ごして日常生活になれると
良いでしょう。

 

仕事復帰に関しては事務仕事の
場合は退院後1週間休んで

 

抜糸を済ませ、早い人では
手術後2週間ほどで仕事復帰できます。

 

重いものを持ったり運んだり、
介護職などお腹に力が入る

 

立ち仕事の場合は1か月は
休んだ方が安心です。

 

職種によって卵巣嚢腫の治療で
仕事を休む期間は異なってきますので

 

事前に医師に相談して職場に
休みをもらえるように
調整しておきましょう。

 

このように卵巣嚢腫の腹腔鏡手術後の
仕事復帰に関しては
個人差があります。

 

事前に医師や職場と相談することと、
仕事復帰や日常生活の制限に関しては

 

手術の後に必ず医師に
確認するようにしましょう。

 

自己判断での仕事復帰は傷の広がりや
出血につながり大変危険です。

 

医師の指示をまもり、
術後のトラブルを避けましょう。

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